糖尿病セルフチェック
糖尿病が気になる方は、下をチェックしてください。
- 1. 今の年齢が45歳以上である
- 2. あまり運動をしていない
- 3. 親、兄弟、姉妹に糖尿病の人がいる
- 4. お腹がでている(腹囲: 男性 85cm以上、女性 90cm以上)
- 5. カロリーを気にせずに、飲み食いしている
- 6. 健康診断を定期的に受けていない
- 7. 妊娠中に尿に糖がでていた
- 8. 喫煙している
- 9. 血圧が高い、または血圧の治療を受けている
- 10. 中性脂肪が高い、または善玉コレステロールが低い
2つ以上の項目が当てはまった方は、
- 糖尿病
- 糖尿病の予備軍
の可能性があります。
糖尿病の症状
糖尿病には特徴的な症状はなく、進行するまで症状がないことが多いです。
糖尿病になると、平均寿命は70歳と短くなります。
早期発見、早期治療を
がんと同じように、糖尿病は、早期発見、早期治療が大切です。
「2つ以上当てはまった」、または「糖尿病が気になった方」は医療機関で検査することを推奨します。
糖尿病と診断するには?
糖尿病は、1~2ヶ月の血糖値の変動を反映したHbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)、空腹時や食後の血糖値などの検査値を組み合わせて診断します。
様々な血糖検査によって、「糖尿病」、「糖尿病の疑い」といった判定基準が決められています。
糖尿病と診断されたら?
「Keep your A1c below 7% 」
血糖の平均値を反映するHbA1cを7%未満に保つようにしましょう。
2013年に日本糖尿病学会から熊本宣言が出されています。
糖尿病となった方が健康で幸福な寿命を全うするためには、早期から良好な血糖値を維持することが重要となります。
糖尿病を放置すると、眼・腎臓・神経などに合併症を引き起こし、脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化症も進行させます。
なぜHbA1c 7%以下が大切か?
HbA1c 7%以上は血糖コントロール不良と言われております。
7%以上の場合は、糖尿病三大合併症と脳梗塞、心筋梗塞のリスクが高くなると言われております。
病気を進行させて不自由な生活に陥らないために、HbA1c 7%未満に保ち、合併症のリスクを減少させていくことが重要となります。
定期的な診察を
おわりに、糖尿病とわかったら、定期的に診察を受けて、心筋梗塞などの合併症にならないように、糖尿病と上手く付き合っていきましょう。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。